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通信教育の「すらら」って何?
すららは通信教材です。
学習塾や学校用に開発されたオンライン教材なので、実際に私立高校などで使用されています。周りに話を聞くと、通っている学校にすららが導入されているというのを度々耳にします。
▶▶ICT教育ニュースで導入されている学校を見る
放課後等デイサービスで導入されている施設も多いので、そちらで利用している方もいるかもしれませんね。
とはいえ、家庭学習としての「すらら」を知っている人は少なく、放デイ仲間に聞いても、知っている人は5人中1人。この1人の人は病院の先生に「すらら」はすごく良い教材と勧められたということでした。
ターゲットにしているのは「勉強が苦手な子」や「発達障害児」ですが、実際使用している人のブログを見ると、天才を目指す派や中学受験組の子達も先取りができるという理由ですららを利用しているようです。
「無学年式」すららの画期的な特徴①
すららの特徴の1つに無学年式があります。
多くの通信教育は「学年式」を取っていて、教科書に則って進んでいきます。
勉強が苦手になる原因がこの学年式の学習方法にあるんです。
勉強が苦手な子、発達に偏りがある子にはアッチコッチに単元が飛んでしまう「学年式」は理解するのが難しく、勉強についていけなくなる理由の1つでもあります。
何故なら、1つのことを覚えたと思ったら次の単元に進んでしまい、新しい学年になって忘れた頃にまた元の単元に戻るという方法だから。
基礎を忘れた状態で応用に入ってしまうので、理解できないまま進んでしまう。
すると、自分はこの教科が苦手なんだと思い込んでしまい、勉強したくなくなってしまう。
それを解決するのが「無学年式」なんです。
すららはコース内の学年範囲を自由に学習できるので、苦手な問題は基礎までさかのぼって学習することができ、土台ができた上で応用に入るので苦手をなくすことができます。
反対に、得意な問題はどんどん先へ進めることができるので、学校の授業で物足りない科目は実際の学年より上の学習をすることができます。
発達の凸凹がある子に最適ですね。
この「無学年式」。
大手通信教育も導入しはじめました。
それだけ有効な手段ということですね。
ただ、まだまだ「すらら」ほどではなく、学年式にプラスして無学年式のドリルをおまけでつけました程度です。
画期的な特徴②コーチが学習設計をしてくれる
こちらも「すらら」ならではの特徴。
1人1人にコーチがついて学習が習慣づくようサポートしてくれるんです。
通信教育なのにすごいですよね。
すららコーチはチャットで話せるので、時間を気にせず相談したときに投げかけると返事が返ってくるというのがとても便利。
そんなすららコーチには下記の2種類があります。
通常の学習塾の先生
こちらのすららコーチは学習塾の先生なので、学習を主にみてくれ、どうしたら勉強をするかや学習の計画をしてくれます。(勉強そのものを教えてくれるわけではありません)勉強をメインに相談したい場合はこちらのすららコーチが良いと思います。
発達支援専門の先生
これがまた「すらら」のすごいところですが、小学生の間限定で発達支援専門のコーチを選ぶことが出来ます。(月額3,080円の追加料金がかかります※2024年1月現在)
発達支援施設と提携し、生活アドバイスまでしてくれる。
こちらは学習設計もしてくれますが、どちらかというと生活面の相談が得意なコーチ。kikottoという発達支援施設ADDSのサービスがすららで受けられるものです。我が家はこちらのコーチ(追加料金あり)をお願いし、初回はZOOMで子供の特性や悩みを相談、的確な回答をラインで返してくれます。
その後も毎週のように連絡をくれ、学習の進捗から生活の相談までなんでも聞いてくれます。
ABA(応用行動分析学)の得意な施設の先生なので、問題行動をなくす方法を教えてくれたり、どうしたら勉強をするか等も的確にアドバイスしてくれます。
どのようにフォローして、どのようにフォローをフェードアウトしていくかまで一緒に考えてくれます。
これは本当におすすめ!
利用者が増えると今までのように頻繁に連絡をくれなくなってしまうのでは・・・と思うと本当は教えたくないんですけどね・・・
画期的な特徴③保護者向け心理講座の開催
これも「すらら」しかない、すごい特徴。
有料ですが、「ほめビリティ講座」という心理講座をオンラインで受講できます。
少人数制のコミュニティで、毎日レッスンのように行動分析を実践する場も用意してくれています。
子供を怒らずに勉強をさせる。
問題行動を怒らずに無くす。
そんな方法を知りたい方におすすめです。
毎日実践していると見えてくるもの、自分の至らなかった点、何より怒鳴ることが減りましたし、子供たちが進んで行動するようになりました。
発達障害児に出来るのか?
発達障害の専門機関と共同開発
低学年の教材は発達障害の専門機関「こどもの発達科学研究所」と共同開発されています。
なので、教材に興味が沸くようにイラストやゲーミフィケーション等を利用して、楽しく勉強ができるように工夫がされています。
また、外発的動機付けというご褒美をモチベーションに勉強をし、勉強が面白いと思えるようになると内発的動機付けで勉強の習慣が身につくという心理を元にトークン制が備わっています。
そのトークンも1つではなく、アバターのコレクションやアマゾンギフト券などゲットできるものが様々。コレクションに興味がない子はギフトチケットをモチベーションに、アバターが好きな子はこちらをというように外発的動機付けの工夫がされています。
通常のトークンに加えて、すららクエストやすららカップといった季節ごとのイベントもあるのでマンネリ打破対策もされています。
我が家の息子も入会後のユニットクリアチャレンジでアマゾンのギフト券を貰って、ゲームソフトを買うんだ!と張り切っていました。そして見事2000円分のチケットをゲットし、お小遣いと合わせて好きなゲームをゲット。
その後は目標をクリアすると卵を割ってポイントをゲットすることにハマり、一度すららをするのを忘れて卵を逃した後は、「やらないと卵が割れない!」とほぼ毎日取り組んでいます。
学習方法
学習方法は、プロの声優のレクチャーから始まります。
レクチャーも対話式なのでただ聞くだけではありません。
例えば分度器の学習。
キャラクターが分度器の使い方を教えてくれるだけでなく、キャラクターが「角度を測ってみよう」と問いかけ、その問いに対して分度器を自分で動かし、角度を測ることができるんです。下の画像の分度器が画面上で自由に動かせます。
そして、レクチャーの内容が理解できたかをゲームで確認。
その後ドリルが始まります。
ここまでで1つのユニット。
レクチャーのスピードも変えることができ、遅いと思ったら1.5倍速で聞くこともできます。我が家は常に1.5倍速です。
実際に利用した感想
息子は小学4年生。
国語と算数→低学年へさかのぼって学習をし直し
理科 →4年生の範囲
社会 →5年生の範囲
と、教科によって勉強範囲を変えています。
これがすららのメリット。
さらに、算数の中でも図形は4年生、掛け算は2年生など単元によっても学習範囲を変えられます。
これが本当に良くて。
子供に合った学習を無理なくできるので、息子は毎日すららに取り組んでいます。
つい最近まで苦手だった割り算を遡って重点的にやったところ、現在は「俺、割り算得意」と言うようになりました。
保護者画面でどのくらい学習したかだけでなく、どの問題をどう間違えたかも見ることができるので子供の学習状況を把握できるのもありがたいです。
不登校児の出席扱いに
発達障害児は不登校になってしまう子も少なくないですが、すららには家庭で学習することで出席扱いとしてもらえる実績が多数あるのも心強いです。
詳しくは、すららのサイトで↓
気になる料金は?
すららは他の教材と比べると、小学生時代はちょっと高めに感じますが、中学になると同等、高校は安くなります。他の教材と比べると一見高く感じる小学コースも実際使ってみると全学年分の学習がし放題なので、割安だなと感じます。
また、家にあるパソコンやタブレットで学習できるので、わざわざ専用のタブレットにお金を払う必要もありません。
コース名 | 毎月 | 4か月継続 | 学び放題範囲 |
小学コース 4科目(国・数・理・社) |
8,800円 | 8,228円 | 小学1~6年 |
小中コース 3科目(国・数・英) |
8,800円 | 8,228円 | 小学1年~中学3年 |
中高コース 3科目(国・数・英) |
8,800円 | 8,228円 | 中学1年~高校3年 |
小中コース 5科目(国・数・英・理・社) |
10,978円 | 10,428円 | 小学1年~中学3年 |
中高コース 5科目(国・数・英・理・社) |
10,978円 | 10,428円 | 中学1年~高校3年 |
この他に入会金7,000円~10,000円が発生しますが、定期的に入会無料キャンペーンを実施しているので、その時に入るのがおすすめです。
※税込み
※2024年1月現在
キャンペーンやクーポンはあるの?
すららは入会無料キャンペーンと、アマゾンギフト券がもらえるユニットクリアチャレンジを交互に行っています。
また、入会申込ページにクーポンコードを入れる箇所がありますが、こちらは株主優待コードになります。株主になると毎月1,320円~1,650円の割引優待を受けられます。
保護者が学習設計することもできる
すららコーチが目標を立ててくれることもできますが、一番効果的なのは毎日見ている親が目標を立てること。
私は現在こちらの目標の立て方をスモールステップですららコーチから教わっています。応用行動分析学をよく知っているコーチなので親にもスモールステップで教えてくれるのが有難い。
実際、子供の学習のつまづきを間近で見ているので、ここを遡って学習したら良いかもという思いを学習計画に組み入れることができるので、これは良いなと思っています。
まとめ
すららの特徴をまとめると、
- 本当の無学年式
- 専用のコーチがついてくる
- 発達相談もできる
- 心理学講座が受けられる
と、他の通信教材ではありえないほどの充実ぶりで、発達障害児にはとても合っていると思います。