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運動で発達を伸ばすとは?
発達障害児を育てていると「粗大運動」を沢山するようにアドバイスをもらうことが多いです。
「そうなんだ」と思っても、なぜそれが効果的なのかがわからず、わからないと実践にも身が入らなかったりしませんか?
私はまさにそれで、理由が納得できないとなかなか良いと言われる方法に手を出すことができないんです。
小学校に入ってから「通級の先生」に勧められた
コオーディネーショントレーニング
について調べるうちに、その理由が解ってきました。
我が家が通っているスクールは
「運動が苦手な子」&「発達障害の子」向けに運営してくれています。
なので、てっきりワイワイ楽しくやるスクールかと思ったら、ガッツリ本格的にやっててビックリ
コーチは声を荒らげたりはしないものの、ちゃんと並ばなかったり、目標と反省を言えなければきちんと言えるように等指導してくれる。
自閉症、ADHD、知的障害色々な子がいるけど、皆意外とついていっている。
そして、そんなスクールを
息子が続けられていることもビックリで
頑張って半年間通った効果をまとめたいと思います。
コオーディネーショントレーニングとは?
脳科学や運動生理学の見地から開発され、脳・神経と筋をはじめとする運動を調整する機能を開発・改善することを目的としたものがコオーディネーショントレーニングです。
※東京都教育委員会より引用
状況を目や耳などの五感で察知し、それを頭で判断し具体的に筋肉を動かすといった一連の過程をスムーズに行う能力のこと。 また、運動能力だけでなく、 ワーキングメモリ(短期記憶)との関係も指摘されるなど、認知機能の向上との 関係も大きく注目されています。
※草津市HPより引用
コオーディネーショントレーニングの効果は?
運動神経を良くする効果があります。
運動神経って生まれつきの能力かと思ったら、違うんですって。
運動神経は後天的なもの!
トレーニングによって高められるものなんだそうです。
ただ、年齢によって効果が異なり、5〜8歳が一番トレーニングの効果が出るそうです。
「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる5歳から8歳頃は、神経系統が著しく発達し、体内に様々な神経回路が張り巡らされていく時期です。この時期にいろいろな運動を経験しておくかどうかが、その後の動作の習得に大きな影響を及ぼすと言われています。
※山口市HPより引用
この5〜8歳のうちに色々な運動をしていおくと、ゴールデンエイジと呼ばれる9〜12歳には、あらゆる動きを見ただけでできるようになるんだそうです。それを「即座の習得」というのですが、8歳までに色々な運動をしていないとこの効果は現れない。
ゴールデンエイジとは、9歳から12歳頃をいいます。神経系の発達がほぼ完成し、動きの巧みさを身につけるのに最も適している時期です。また、一生に一度だけ訪れる、あらゆる動作を短時間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期として重要視されています。ただしこの「即座の習得」は、それ以前の段階で様々な運動を経験し、神経回路を形成している場合にしか現れません。だからこそ「プレ・ゴールデンエイジ(5〜8歳)」が重要になるのです。
※山口市HPより引用
始めた理由
我が家がコオーディネーショントレーニングを始めた理由は、通級の先生に
「体を思ったように動かせない」
という特性を話した際
「コオーディネーショントレーニングをやると良いですよ。12歳までは伸びるけど、それ以降は伸びないから今のうちにやった方が良い」
とアドバイスをもらったからです。
体育で嫌な思いをしないよう、今のうちに少しでも運動神経を高めておこうと思ったんです。
先生は家でボールをつかってやるくらいのアドバイスだったんですけど、私がこんな性格なので、検索しまくった結果スクールに通わせるまでになりました。
結果は?
通い始めて2年。
とても効果を感じています。
どんな効果か?
まずは、運動。
我が家は運動系は2つ通っているんですが、
1つは上で書いたコオーディネーションスクール。
もう1つが同じように神経系の発達を促すスポーツジムのスクール。
スポーツジムの方は人数も多いので、なかなか指導もして貰えなくて上手くならないなーという感じだったのが、コオーディネーショントレーニングに通ったら「え?こんなこともできるの?」と驚くほどできるようになりました。
それともう一つ。
会話ができるようになってきた!
一方的に話すことが多かったり、ちょっとイントネーションというか話し方が独特だったのが、普通に近づいてきました。
会話をできるようにしたいなら、まずは運動から。
これを本当に実感しています。
もうちょっと早くコオーディネーショントレーニングを取り入れていればもっと発達を促せたのにな。
と思わずにいられませんが、知らなかったし、知ったときにはコロナで外に出られなかったし仕方ない。
娘は6歳で始められたので、「即座の習得」が獲得できるかなと期待しています。
でも、娘は0歳時クラスから体をよく動かす保育園に通っていたおかげで、3歳で逆上がりが出来たり、雲梯や登り棒が出来たりしていたので、基礎は既に出来ていたかも。
でも、3歳時クラスから公立の保育園に移って、発達が止まった&退行した感があるので、コオーディネーションスクールで取り戻せると良いなと思っています。
まとめ
コオーディネーショントレーニングをしようと思うとハードルが上がりますが、実際にやってみた結果としては、公園で沢山体を使う遊びをする。
そして、自由に遊ぶだけでなく、ケンケンパのようにリズムに合わせる動きやアスレチックなど普段は動かさない場所を動かすような動きを意識すると良いと思います。
コロナの影響でアスレチック施設が閉鎖したりと外遊びにも制限が出てしまった年代なので、小学生になった現在も積極的に外に遊びに行っています。
そして、近くにコオーディネーショントレーニングを実施している習い事があれば、取り入れてみると伸びているのが目に見えてわかるようになると思います。
小学1年生で縄跳びがほとんど跳べなかった息子ですが、小学3年生で綾跳びまでできるようになりました。
発達障害だからとあきらめないことで、出来ることも増えていくと感じた出来事でした。