発達障害 乳幼児期

もしかして、発達障害?

うちの子、もしかして発達障害?

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自閉症の我が子を研究する「わがこ」です。

息子は3歳の時に自閉症スペクトラムと診断されました。

うちの子も発達障害かもしれないと思っているんだけど、何がきっかけで気付いたの?
色んなことが少しずつ。そのきっかけについてお話しますね

気付いたきっかけ

「〇〇取って」などこちらの話に反応しない。
「ママ」がわかっていない。
側溝に石を落とし続ける。
横目で物を見る

これ以外にも落ち着きがない、膝で歩く、お友達のおもちゃを取ったり、こちらの言葉がわからなかったり、なんとなくほんのり他の子と違う気はしていました。

でも、もっと癇癪が激しい子やママから離れられなくてずっと泣いている子、ママそっちのけで他のママさんの膝に乗る子など周りの子も様々だったので、「発達障害」という言葉までには行き着きませんでした。

「発達障害」について気づいた上の4つについて1つ1つお話したいと思います。

こちらの問いかけに反応がない

1歳半検診の際に、「新聞を取ってきて」というと取ってこれますか?という項目があります。

この時、息子は持ってこれませんでした。

え?
もうそんなことが出来るの?
そもそも、こちらの話していることが分かっているなんて全然思えないんだけど。

それが当時、私が思ったことです。

そして、息子が1歳11か月の時、児童館へ行きました。お友達の遊んでいる物に興味があり、次々に手を出していく。ダメだと言っても、他のオモチャで遊ぼうと言っても耳に入っている様子もなく、手を出し続ける。無理矢理抱っこして移動するしか阻止する方法がない。そんなことをしている時、明らかに月齢の低い子がママの注意を理解し、行動に移しているのを目にして。

うちの子はその子と同じ事を何回言っても全然通じない。

「あ、これは………」

と、
このあたりから、もしかして…の気持ちが沸き上がってきます。

 

「ママ」がわかっていない

初めての言葉が「ママ」でなくても、言葉が出てしばらくしたら「ママ」と呼びだします。
でも、息子は言葉が出始めても「ママ」とはなかなか呼んでくれませんでした。

息子が初めて私を「ママ」と認識したのは「日常生活の中で自然と」ではありませんでした。

我が家は「こどもちゃれんじ」を受講していまして。
それに付いているDVDの中にお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんを呼ぶシーンがあります。

息子はそれを見て、「あ、この人は「お母さん」という人なんだ」と分かったようでした。

「こどもちゃれんじすごい!」と思いましたよね。

生活の中でなんとなく獲得していくことができず、こんな感じで正解を見つけていくという感じでした。

なので、私のことを「ママ」と認識した時は「おかあしゃん」と呼んでしました。
その後、「ママ」と呼ぶようになり、「お母さん=ママ」と解ったのかなと思ったのですが・・・

ちょうどその頃、下の子の出産の為に11日間入院をしました。

里帰り出産だったので、実家に預かって貰っていたのですが退院をすると

「ママー!」

と私の母を呼ぶ姿が・・・

もうショックでした。

「ママ」という役割を母に取られてしまった。

たった11日で「ママ」を忘れてしまうなんて。

そんな風に悲しみに暮れているところにまた衝撃の出来事が。

公園で会った知らないママさんだけでなく、同じ年くらいの女の子にまで「ママ!」と呼んでいるではありませんか。

これは・・・

「ママ=呼びかけの言葉」

どうも息子はそう認識しているようでした。

 

側溝に石を落とし続ける

自閉症の子の1つの特徴であることは知っていました。
でも、1時間落とし続けると書いてあり、息子はそこまで長くはなく、お散歩中なら5分ほど、公園に行くと20分くらい。

なので、これは気になりつつも決め手にはなりませんでした。

ただ、遊具も砂場もお友達もそっちのけで石を落とし続ける様子はやはり引っかかりました。

 

横目で物を見る

発達障害 横目

最初は横目ではなく、テレビ画面におでこをつけてテロップが流れる様子を見ていました。

初めての子供だったこともあり、小さい子って不思議なものを面白がるんだなとこの時は特に何も気にしていませんでした。

それが、2歳になるとこれ以上できないくらい黒目を片側に寄せて、壁やベンチを見ながら走るようになります。

この黒目を片側に寄せている様が非常に怖く、見るのがとても嫌でした。

その後、横目をしながらクルクル回ったり、テレビのテロップが始まると駆け寄って横目で見ていたり、頻繁にやるようになっていきました。


まとめ

発達障害に気づくきっかけはこのように様々です。
上記の様子があっても必ずしも発達障害とは限りません。1つ1つは定型発達の子でも見られる動作です。
これをしていたら発達障害とハッキリわかるような障害ではありません。

上記の動作が頻繁にあり、日々の積み重ねで「何か違う」と感じ始めます。
特に一人目の子だと小さい子ってこんな感じなんだと思い込み、気づくのが遅くなります。

この中でも「問いかけ、呼びかけに反応しない」が一番のポイントで、こちらが話しかけた時に理解している様子が見られなければ、保健センターなどお住いの自治体の保健師さんへ相談することをおすすめします。

因みに、我が家はよく笑う子、表情が生き生きしている子であることにより、保健師さんから「発達障害ではないだろう」と言われました。

知的な遅れがないグレーゾーンの場合、親が必死に訴えないとなかなか先へ繋がることができません。我が家は何度も訴え、アピールし続けました。

その結果、医師へ繋がりすぐに発達障害の診断が下ります。

1人で悩んでいると辛さが増して、育児ノイローゼに繋がります。
そうなる前に、自治体の保健所、保健センター、育児相談の窓口へ相談してみてください。