発達障害 乳幼児期

もしかして、発達障害?と思ったらすること

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自閉症の我が子を研究する「わがこ」です。

私には3歳の時に自閉症スペクトラムと診断された息子がいます。

発達障害を疑ってこちらのブログにたどり着いた方が多いのではないでしょうか。

発達障害かもと思って、ネット検索がやめられなくなってない?
だって気になって気になって、何もせずにはいられないんだもの
わかる!わかる!私も息子が発達障害の可能性、発達障害ではない可能性を探して1日中検索していたから

この記事では「もしかして、発達障害かも?」と思った際に

何をすべきなのか

について、私の後悔している経験から書いていきたいと思います。

発達障害かも?と思ったら行動しよう

このブログにたどり着いたということは、既に発達障害を疑っているか、なんとなく普通の子と違うのでは?と感じているかと思います。

発達障害かもしれない。

そう思うとネット検索が止まらなくなり、子供よりもネットを見る時間が増えてしまいます。かくいう私がそうでした。

少しでも発達障害を否定したくて、その根拠を探してしまう。

そして、「この行動をしないから発達障害じゃない」「いやでも、この行動はあるから発達障害かも」と一喜一憂を続け、疲弊していきます。

私も疲れ果て、毎日泣いて過ごしていました。

今この時点でお子さんが3歳未満であれば「発達障害かどうか」は一旦置いておいて、発達障害の子には非常に、そして定型発達の子にだって役立つ方法を学ぶことが先決です。

ABA(応用行動分析を学ぼう)

 

なんだか難しそう?

ううん、大丈夫です。

お子さんをよく見て発達障害かもと思えたあなたなら、全然難しくはありません。

こちらから見て明らかに発達障害の子でも、なかなか気づけない親もいます。
そういった方々に実際に出会ってきました。

保育園や幼稚園、小学校の先生からの指摘で気付いた方も遅くはありません。

ネットを見るより、行動に移していきましょう。

まずは相談に行こう

発達障害を疑っても、

小さい子なんてこんなもの、落ち着きのある子なんていないし、このくらいで相談に行って良いの?

と思ってしまいますよね。
私もこのくらいで相談なんてして良いのか?と思うとなかなか行動に移せませんでした。

特に言葉が出ていない場合はそれについて相談もできるけど、言葉が出ている場合は何をどう相談すれば良いかわからない。落ち着きがないことを相談したいけど、落ち着きのある子どもなんていないし、でもうちの子は何だか普通とは違う気がする。でも、どう違うのか具体的には言葉にできなくて。

そんな感じの方、多いのではないでしょうか。

ちなみにうちの息子は言葉は出ていて、2歳1か月で2語文も話していたため、電話で相談をしても「何が心配なのかわからない」という対応をされました。

こうして様子見になるケースがよくあります。

こうなると支援に繋がることができず、不安な状態で長期間過ごすことになるわけです。

私はこの期間、一体息子がどうなってしまうのか、不安で不安で毎日泣いて、第三者から育児ノイローゼと言われる状態へ陥っていました。

もし、私がここでこれをしていたらもっと息子が成長し、今とは違う未来があったのではないか。

それについてお話したいと思います。

 

ABA(応用行動分析)を学ぼう

まず相談機関へ相談をして、そのまま療育へ繋がればラッキー。

でも、繋がらないことが多いのです。

療育に繋がらなくてがっかりしている間、何もしないのはもったいない。

その間にやっておいた方が良いことがあります。

それがABA(応用行動分析)です。

様子見となっている期間にABAを学んでおくと時間を有効に使うことができます。
私も息子にABAで対応していれば、もっと早く成長を促すことが出来たのに。
これは本当に後悔していることです。

何故後悔しているのか。

その理由はこれです。

落ち着きがなく、癇癪が激しいため、連れて行けるところが限定される。
→ABAで正しい行動を身に付ければ、行動範囲が広がる。
→行動範囲が広がれば、様々なことを経験させられる。
→経験が広がれば、発達を促せる。
→発達を促し、出来ることが増えれば本人の自己固定感に繋がる。

現在息子は小学生。
小学校に入ってから自分が人よりどれだけ出来ないのか、それがわかるようになりました。
そこに気づいてしまうと自己肯定感がどんどん下がってしまうんです。

もっと早くABAに取り組んでいれば、自己固定感が下がることもなかったかもしれない。

これは本当に後悔しています。

ABAは発達障害の子(非定型発達)だけでなく、健常の子(定型発達)にも効果のある方法なので、発達障害でなくても役に立ちます。

ただ、注意も必要で。

同じABAでも印象が様々なのです。

私も息子が年少の頃からABAの存在は知っていましたが、最初に見た本が息子には合わないものだったため、ABAはうちの子には必要ないと思ってしまったのです。

この時に違う本に出会っていれば、ABAを始めていたのに。
子供の発達状況や親の思いによって合う、合わないがあるので、1つの本だけでなく色々な本を読んでみることをおすすめします。
うちの子が小さかった当時はABAの本はあまりありませんでしたが、現在は多くの本があります。

ぜひABAについて学んで、子供の発達を促してください。

最初に出会った本はこちら↓

 

こちらは言葉が出ていない子におすすめの本です。
想定している対象が重度自閉症の子なので、言葉が出ている子だとなんだか違うな・・・と思ってしまいます。
ただ、2歳くらいまでの小さい子だと高機能自閉症でも言葉が出ていなくて当てはまることが多いですし、そもそもABAの勉強になるのでおすすめです。

 

言葉が出ている子におすすめ↓

 

こちらの本は、ABAとはこんな考え方をするんだというのをロジカルに書かれているので、頭に入りやすいです。

 

応用編↓

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入門編の書籍を読んだ後にこの本を読むと応用行動分析についての理解が深まります。

問題行動をどうにかしたいという強い思いのある保護者におすすめ↓

 

こだわり行動も癇癪も応用行動分析で減らすことができるんだ!と解る本です。